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News2021.09.06
- 東京本社
✈メールマガジン No.027✈
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✈ATIメールマガジン✈ 2021年9月13日
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発信: ㈱ATI メルマガ編集部 No.027
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今回のテーマ
【3】世界のあれこれシリーズ「ドイツ~デパート最上階のカフェテリア~」
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【1】ATIセミナーレポート:7月8日開催「ATIドバイ留学セミナー」より
多数のご参加と反響を頂きました同セミナーですが、ご都合がつかなかった方々やご参加者様へ今後のご検討の一助としまして当日のプレゼンテーション内容を抜粋の上、お届け致します。コロナウイルス禍の世界において数少ない渡航可能な留学先としてご参考までに是非ご一読下さい。
ドバイの市場環境
2020年7月より旅行者の受け入れを再開してから1年。再開以来、状況に応じて感染対策を講じながらワクチン接種の推進に取り組んで来ました。
世界でもトップレベルのワクチン接種率を誇り、見本市やスポーツイベント、観光も含め経済活動が再開しています。
ドバイ国際空港ターミナル1の再開、新しい宿泊施設や観光地がオープンし、これまでに410万人の訪問者が訪れ、宿泊もしています。
(図1:ワクチン接種状況)
安全な衛生・健康対策の実施
観光客の安心・安全に第一に、ウイルス対策のガイドラインに厳格に従った施設に対し、「DUBAI ASSURED」という認証を付与するプログラムを開始しています。この認証の有効期間は15日間で、施設はこの認証を保持するために、2週間ごとに検査を受け更新が義務付けられています。
街全体で徹底した衛生管理を行い、既に1,000の施設がこの認証を付与されています。更に旅行者・国民共にマスクの着用ソーシャルディスタンス・体温検査を実施しています。
(図2:DUBAI ASSURED)
渡航に必要な書類
下記図中記載の諸条件を満たせば入国は可能です。入国後の隔離措置もありません。
(図3・4 渡航条件とドバイの略史)
類のないスピードで進化したドバイの歴史
かつてのドバイは漁業と真珠漁が主要産業で現在のクリーク周辺には多くの交易船、真珠ダイビング用の船が停泊していました。1960年代になると海上油田が発見され、以降は国内のインフラを整えるべく、空港、港が整備されてゆきました。同時に「限りある資源には限界がある」として、石油に頼らない国造りをも目指し、ドバイが持つ地理的な優位性を活かして、欧州、アフリカ、アジアを結ぶハブ都市として金融・流通・観光などの産業多角化を図りました。
更にこれらの産業ハブとしてだけではなく、教育分野(海外大学などのフリーゾーンへの誘致)や研究、半導体・IT分野での誘致を積極的に進めて来ました。こうした取り組みにより80年代~90年代にかけ急速に変貌したドバイは約30年余りでコスモポリタンな街の一つに生まれ変わりました。
ドバイの未来 ― "中東・アフリカ地域初"ドバイ国際博覧会2020の開催
史上最多190以上の国々が1ヵ国1パビリオンで参加するドバイ博覧会が実現します。2021年10月1日~2022年3月31日までの開催予定で、国連が示す17のSDGsを大きく3つに分けたテーマパビリオン、イベントに加え、大きな学びが得られるのも特徴です。また、万博終了後は跡地の80%はスマートシティに生まれ変わり、持続可能な街づくりのモデルを目指します。
持続可能なまちづくりが市内でも
万博での施策に加えてドバイ政府は2015年に「ドバイ・クリーン・エネルギー戦略2050」を策定しました。2050年までに、生産する総エネルギーの75%をクリーンエネルギーにすることを目標としたもので、段階的に目標値が設定されていいます。(2030年に25%、2050年に75%)
事例1:高さ6m、長さ36m、幅12mの巨大な3Dプリンターを使ってつくられたオフィスは11日で完成しました。この3D印刷技術により建設費の50%〜70%、人件費も50%〜80%までの削減を期待しています。 更にはこの技術により、建設作業で発生する廃棄物を最大60%削減するのに役立つ為、2030年までにドバイの全ての建築物の25%を3Dプリンターで建設する予定となっています。
事例2:「サステナブルシティ」は東京ドーム約9個分、4万枚のソーラーパネル設置により、全ての電力が自給可能、更に敷地内ドーム(11個)内では農作物も栽培されます。
事例3:観光施設・高級ホテルでも食品ロスやエネルギー消費の削減に取り組みます。
最新の観光地から未来を体験
ドバイの歴史、現在、未来を体験できる観光地・施設は沢山ありますが、以下はその一部となりますが、ご紹介致します。
ドバイフレーム、バージュ・カリファ、人工島パーム展望台、未来博物館等。
最後に~ドバイ政府観光局様からのメッセージ~
「From vision to reality」 ヴィジョンから現実へ、夢を現実にする力、想像力。
小さな漁村でもあり砂漠の地だったドバイはわずか50年で世界有数の国際都市へわりました。そのエネルギー(パワー)を学生の皆様にも体感し何かを感じて頂ければ幸いです。
(本文寄稿:ドバイ政府観光局・中谷様)
弊社ATIでは、今後もドバイの方面の語学留学を盛り込んだ研修ツアーなどを企画ご提案して参ります。
【2】特別寄稿~移住者と共に考える東日本大震災~
東日本大震災から10年。岩手県陸前高田市在住のフリーランスで相談業務等の活動をしていらっしゃる大塚光太郎様にお話を伺いました。大塚様には、弊社の東北地方における研修旅行の企画にコーディネーターとして大変ご協力頂いております。
東北地方太平洋沿岸部は2011年3月11日に発生した東日本大震災による津波に襲われ、甚大な被害がもたらされた地域です。2021年の今年は「震災から10年」という言葉が流行語かのように世間で聞かれましたが、果たして本当に復興は進んでいるのでしょうか。そもそも復興とはなんなのでしょうか。千年に一度と言われるこの震災ですが、地震や津波被害に焦点を当てれば、この地域はこれまでに幾度となく地震と津波を経験してきました。
写真1-大船渡市三陸町吉浜にある石碑
一方で、東北地方太平洋沿岸部の三陸沖は、リアス式海岸な どの特徴的な地形や、親潮と黒潮がぶつかることから漁獲量の多い優良な漁場として世界三大漁場と言われ、豊かな海の恵みを享受することができます。
写真2-獲れたての三陸沖産ウニ-
こうした海の怖さと恵みの中で生活が営まれてきたこの地域には、海と共に生きてきた固有の文化や力があります。しかしどれだけの時間が経とうと、東日本大震災による被害の傷は深く、大きいものであることは違いありません。
写真3-気仙沼大島の小田の浜
また、「復興」の過程において、時の権力者や社会構造に翻弄されることは常であり、「誰のための復興か」が問われ続ける必要があります。固有の文化や力とともに、こうした「現実」を自分の目で見て、触れ、聞き、同時に、問い、疑い、考え、対話する機会は「復興」への寄与のみならず、世界的な気候危機を迎えている今、自身やそれぞれの大切な人・地域や暮らしを守ることにつながりうると考えます。
私がこう考えるようになったのは、海なし県で育った私が、震災後に「被災地」に移り住んだことで、これまで数多くの大学生と共に「被災地」に「通う」経験と学生たちを「待つ」経験を積み重ねてきたことからです。
写真4: 立教大学コミュニティ福祉学部東日本大震災復興プロジェクトでの引率の様子
共に学び合える仲間と、より多くお会いできることを楽しみにしています。
(本文寄稿:東北復興研修コーディネーター・大塚光太郎様)
(写真提供:立教大学コミュニティ福祉学部復興支援プロジェクト様より)
【3】世界のあれこれシリーズ「ドイツ~デパート最上階のカフェテリア~」
感染症禍の中で過ごす2度目の夏も終わり、早くも9月、秋の到来です。まさかの2年連続での海外・国内の移動ままならぬ状態で過ごす夏休み。せめてもの旅行気分を味わおうと、ご自宅で動画や画像を見て回ったという方も沢山いらっしゃったかもしれません。
9月の海外と言えば、近頃日本でもすっかりお馴染みになった"オクトーバーフェスト"が始まる季節ですが、このドイツを代表する一大イベントは今年"も"また早々に中止を余儀なくされましたが、蜜が避けられない性質上、致し方ない事でしょう。
またいつかの渡航の機が訪れる事を祈念致しまして、今号ではささやかながらも同じくドイツより"知られていそうでいない?"食関連での話題をお届けいたします。
それは、ドイツの多くのデパート最上階(「GALERIA KAUFUHOF」や「KARSTADT」等)にあるカフェテリア形式"のレストランです。最上階に上がると広くてゆったりとしたスペースに沢山の種類の料理やスイーツ、飲み物が並び、見た目にも非常に楽しい空間でもあります。
カフェテリア形式ならではの、好みのものをトレイに取って行きレジを通るというごくシンプルな会計システム。デパートの営業時間内での通し営業、種類も豊富かつ量的にも選択・調整が可能で例えば、サラダや果物、総菜の類等、量り売りの為、盛った分をレジで計量するので文字通り好きなものを好きなだけとれるフレキシブルさです。海外でありがちなポーション過剰故の食べ残しロスを出さず、同時に余分な出費も抑えられるという、旅行者のお腹とお財布両方に非常に優しい有難い存在とくれば利用しない手はありませんよね。
ランチやディナー時間帯で、がっちりボリューム満点の"食事"をするもよし、サラダや副菜、更にフルーツをメインにして何かと不足しがちなビタミン・繊維質を補給するのもよし、日本のそれの2~3倍はありそうなサイズでも決してしつこくないボリューム満点のケーキ各種を温かい飲み物と一緒に頂くもよし。勿論"外れなし"な美味しさと種類豊富なパンを始め、ビール、ワイン、そしてソーセージといったドイツならではの食も楽しめるという事で利用方法はさまざまです。
そんな"デパ上セルフカフェレストラン"の代表格を一つご紹介します。この手のレストランで最も有名なのが、首都ベルリンを代表する老舗高級デパートであるところの「KAUFHOF DES WESTENS」、通称Ka-De-We(カー・デー・ヴェー)最上階にあるその名も「Le Buffet」です。Ka-De-Weはその歴史と、風格を感じさせる建物の外観も相まって、ベルリンのみならずドイツ随一の高級デパートとして知られるベルリン観光名所の一つです。店内は地元の人は勿論、観光客も沢山訪れるので店内は1年中賑わっています。この建物の正面上部の屋根部分に設えられた大きなアーチ状の窓が目を人々の目を引きますが、実はこの部分の部分が、この「Le Buffet」の窓側席のとなっているところ、なのです。
この席の眺望は素晴らしく、この付近の席はいつ訪れても常に先客がいるという、非常に人気のある席でもあります。カフェテリアでありながら少し贅沢な気分も味わえるのです。
近頃はドイツも旧来のデパート形式の店舗より、いわゆる"モール"形式のショッピングセンターが主流となりつつあります。そしてモールでの食事となればやはりフードコートが主流。気軽にお腹が満たせるその事自体はデパートのカフェテリアと共通するところではありますが、一方でレストラン本来の"それなりに落ち着きいた雰囲気"やあくまできちんとした食事を求める人等には気軽だけれど賑やかしいフードコートよりはこの「LE BUFFET」のように落ち着けるカフェテリアの方により居心地良さを感じるのではないでしょうか?
そんなデパ上カフェレストランはグループ、お一人様問わず食事場所の選択肢の一つとしてお勧めできるところです。(ついでに待ち合わせの場所としても!)感染症禍が終息し、いつかまた再び心置きなく旅行に出、当地を訪れた際に是非一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
【4】9月以降のプログラム&セミナーのご案内
★締め切り間近★
予定していた海外研修が実施できない学校様へ「無料オンライントライアル」のお知らせ
*コロナの影響で海外研修が行えない!
*英語に対する生徒のモチベーションアップに向けて新しいプログラムを導入したい!
*海外研修の代わりに独自のオンラインプログラムを実施したい!
そんな学校様を応援するために、無料オンライン英語学習キャンペーンを実施します。
フィリピンの語学学校講師とつなぐ英語プログラム授業内容やアクティビティはご相談に応じてオリジナルの授業を作ります。
10校様限定、お申し込みは9月15日(水)まで!ご興味をお持ちの方は弊社担当者までどうぞお気軽にお問合せ下さい
★速報★第16回「ACCIグローバル教育セミナー」の開催決定!
今年で第16回を迎える「ACCIグローバル教育セミナー」は12月4日(土)午後よりオンラインにて開催致します。「アフターコロナを見据えた海外研修再開に向けて」をテーマに関係各所より講師をお招きします。詳細は追って発表、乞うご期待!
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発行:株式会社 ATI
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