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News2021.08.08
- 東京本社
✈メールマガジン No.026✈
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✈ATIメールマガジン✈ 2021年8月16日
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発信: ㈱ATI メルマガ編集部 No.026
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今回のテーマ
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【1】フィンランドのサマーホリディ
ワクチン接種が進んでいるヨーロッパ諸国では既にビジネスや観光の往来が始まっていますがその中でもフィンランドでは自国で「サマーホリディ」を楽しむフィンランド人が多いようです。
今回はVisit Finlandを運営しているフォーサイトマーケティングのCEO、能登様よりコロナ禍でのフィンランドの夏の過ごし方についてのご紹介です。
日本から一番近いヨーロッパの国フィンランドはヨーロッパの中でも最も北に位置します。日本以上に四季がはっきりしていて冬は北部の北極圏内ラップランドではオーロラが見ることができるくらいです。
ですのでフィンランド人にとって日照時間の短い冬の後に訪れる夏は本当に待ち遠しい季節です。学校の夏休みが始まるのは6月初め、その後8月中旬に再開するまで2ヶ月半は宿題もありません。親も子供の休み合わせてこの2ヶ月半の中で最短でも2週間、通常は3週間ほどサマーホリディを取ります。職場では前半と後半に取るようにやんわりとシフト制になっているので仕事に大きな支障は出ません。
コロナ前は海外旅行に行くファミリーも多かったのですが、ワクチンの接種も進み状況も落ち着いているとはいえ、ここ2年は国内で過ごすのが圧倒的でした。サマーホリディはとても大事な権利とも言える休暇ですので、コロナ禍でも全くいつもと同じく取っています。
サマーホリディでとても重要な存在がサマーコテージ(ケサモッキkesämökki )です。
フィンランドには50万以上のサマーコテージがあると言われていますから特別なものではありません。
昔ながらのフィンランドのサマーコテージには現代的なアメニティーはありませんが自然の中で過ごすことが目的なのでそれで十分です。
数年かけて自分で建てるのもごく普通です。
サマーホリディでなくても夏の間は金曜日の午後には仕事を切り上げて週末をサマーコテージ で過ごすのです。
サマーコテージでは特に何もせずにリラックスして自然に身を任せて過ごすのが一般的です。自由に魚釣りをしたり、森を散歩したり、ボートに乗ったりサウナに入ったり自由に過ごします。北欧には自然教授権(Everyman's right)という法律があり、誰でも自然の恵みを受ける権利があると考えられています。他人の迷惑にならない限り自然の中に入っていくことも、ブルーベリーなどの自然の恵を取ることも許されています。フィンランド人の子供は小さな頃からサマーコテージを通して自然との共存を学んでいきます。
今年のサマーホリディも夏の一番大切なイベント夏至祭も終わり後半戦に入ってきました。
今年のフィンランドは大変暑く、サマーコテージで過ごすのにはぴったりのようです。
コロナ後にはぜひフィンランドのサマーコテージでな夏休みを過ごしてみてください。
【2】夏休み自然科学オンラインプログラム実施報告
メールマガジンでもご紹介しておりました、夏休みのATI企画のうちの1つ、「世界とつながろう!自然科学オンラインプログラム」の第1回、ボルネオ島「オランウータンの保護活動」が7月28日実施されましたので、内容を一部ご紹介します。
森に生きる生物たちの保護活動と生態について
現地ガイド、Insar Toursの鍋嶋誠一朗さんが、マレーシア、サラワク州のセメンゴ野生動物保護センターから中継でつないでプログラムを行いました。
また、途中からセンター長のアスラフ氏にも登場していただき、緑の濃い森を背景に、保護活動の歴史や保護され半野生で生活をするオランウータンの生態について話を伺いました。
残念ながら当初予定していた1時間半以内にはオランウータンが現れず、皆様にはその様子をビデオでお見せすることになりましたが、ご質問も多くいただき活発なやり取りのあるプログラムとなり「生態について学ぶことができた」「現地の様子が伝わってきた」等、多くの感想をいただけました。
オランウータンが餌を取りに来る様子の観察
時間外とはなりましたが、同日の夕方、再度セメンゴ野生動物センターと中継を繋いでオランウータンの観察を試みました。
そしてついに皆様の願いが届き、3頭のオランウータンが我々の前に姿を現してくれました。餌に手を伸ばし食べる様子や親子の仲睦まじい様子も見ることができ、「オランウータンを見られてよかった」「食べる様子がよく分かった」と、大いに興味を持っていただくことができました。
弊社では、こういったサイエンスやSDGsのプログラムも、世界の様々な地域で実施することができます。現在はまだ海外研修にお連れすることは難しい状況ですが、是非次回は現地でオランウータンに会うプログラムを企画いたしますので、楽しみにお待ちください。
また、学内でこのようなプログラムを実施されたい先生がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせください。
【3】世界のあれこれシリーズ「暑い日にはこれ」第2弾
例年より早めに梅雨が明け現在夏真っ盛りの日本とは対照的に年中常夏!
パラオ共和国の現地手配会社「インパックツアーズ」アンドレス晶子様より南国ならではの食べ物をご紹介頂きます。
パラオは常夏の島国なので、一年中暑いのですが、そんなパラオでも暑い時にはこれ!というと、やはり自然の恵み、ココナッツジュースです。
パラオではココナッツの木はいたるところに自生しています。
ナタで割れば、すぐに飲めるココナッツジュース!
ほんのり甘く、ミネラル等も豊富で、最高の水分補給になります。
ココナッツジュースを冷やして若いココナッツの柔らかい果肉を入れた飲み物も絶品です。
この若い柔らかい果肉ですが、実はお醤油をつけて食べるという方法も!
ほのかに甘くて弾力のあるココナッツの若い果肉をお醤油につけて食べるとイカのお刺身に近い感じがします。
ココナッツというと、ジュースの他にも様々な活用方法がありますので、それらを少しだけご紹介させて頂きたいと思います。
まずはココナッツミルク。
これは日本でも缶詰で売られていますのでデザート作りやお料理等に使う方もいらっしゃると思います。
パラオでももちろん缶詰もあるのですが、地元の人たちは果肉が厚く硬くなったココナッツを削って絞ってココナッツミルクもあっという間に作ります。
上の器はココナッツミルクを使ったデザート、その右の器にはオオシャコガイのココナッツミルク煮、その下の葉っぱに乗っているものはタピオカ芋を使ったモッチリ食感のお菓子にココナッツミルクをかけたものです。
ココナッツからはお料理用のココナッツオイルやシロップも作られ、パラオの日常的な食卓に欠かせないものとなっています。
ココナッツは飲んでも食べても美味しいのですが、その他にもスキンケア用のオイルやソープにも加工されてお土産物として大変人気です。
ココナッツオイルは日常生活での保湿にももちろん使えますが、パラオの人たちは海で泳いだり漁の際などには全身に塗って体温低下防止やクラゲや海の微生物から皮膚を保護する目的でも利用できるのです。
ココナッツの実を飲んだり食べたりすると、実の外側の暑い皮が大量に残るのですが、これも無駄にはしません。
乾燥させて調理用の燃料にしたり、燃やして蚊取り線香の代わりに使ったりします。また、ココナッツは葉っぱも編んで籠などの入れ物を作ったり、様々なイベントの飾りつけにも欠かせないものとなっています。
このように、パラオの人々の生活を様々な面から支えているココナッツですが、ココナッツに関して地元の人たちが必ず気を付けていることがあります。
それは、、、
『実がたわわに生っているココナッツの木の下には行かない!』
ことです。
ご覧ください。この高さから、約3キロあるココナッツの実が落ちてきたら、、ドスン。。。。。 危ないですね。
ですので、皆さまも今後どこかでココナッツの木を見かけることがあれば、少し遠くから見つめながらパラオに思いを馳せて頂けたら嬉しいです。
南洋のリゾートパラオからのココナッツのご紹介はいかがでしたでしょうか?
コロナが落ち着きましたら、是非パラオにお越しください。
お待ちしております。
パラオ共和国より インパックツアーズ アンドレス晶子
【4】8月以降のプログラム&セミナーのご案内
ニュージーランド幼児教育訪問ツアー
ナショナルカリキュラムのテ・ファリキや、ラーニングストーリーなどで高い注目を集めるニュージーランドの幼児教育。現在はコロナ禍により、実際に訪れることができませんが、オンラインにて現地の幼児教育施設を視察し、現地で働く日本人の先生のお話を通して、今後の日本での活動、実践について考えてみませんか?関心のある方ならどなたでもご参加お待ちしております。
詳細・お申し込みはこちら→https://www.ati-jp.com/news/2021/07/2021_07_29_112559.html
2021年夏休みプログラム「オンラインでEnglish Camp」(アメリカ)
詳細・お申し込みはこちら→https://www.ati-jp.com/news/2021/06/2021_06_22_112807.html
家デモ海外研修
詳細・お申し込みはこちら→https://www.ati-jp.com/news/2021/07/2021_07_13_132118.html
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発行:株式会社 ATI
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