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2020.09.04

東京本社

✈メールマガジン No.010✈

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✈アサヒトラベルインターナショナル　メールマガジン✈
2020年9月4日
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発信：㈱アサヒトラベルインターナショナル　メルマガ編集部　　　No.010
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今回のテーマ
【１】各国の現状「ニュージ―ランド編②」
【2】ニュージーランドオンライン留学フェア2020」のご案内
【3】JATA（日本旅行業協会）主催、「2020海外教育旅行オンラインセミナー」のお知らせ
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多くの学校で、8月下旬から新学期が始まり、通常登校に戻っているとお伺いしております。
このメールマガジンも、今回で10回目を迎えました。
配信を始めた段階では、何号か配信し、通常に海外渡航ができるようになれば良いな、
と思っておりましたが、ここまでコロナの世界的な流行が広がり、この状況が長引いている
ということに驚いております。

早くワクチン開発等が進み、国境封鎖の解除、隔離措置の解除がされまた皆様と海外研修を実施できる日が来ればと願っております。

今回は、世界の中でも群を抜いて早急な対応をし、事態の収束が早かったニュージーランドの最新情報と、コロナ感染症拡大直前に渡航され、留学生活を行っている生徒さんへのインタビューをお送りいたします。

【1】　各国の現状「ニュージーランド編②」

関連：各国の現状「ニュージーランド編①」（メールマガジンNo.2）

8月上旬まで、ニュージーランドでは、感染拡大直後からの迅速そして、厳しい対応が功を奏し、警戒レベルが１まで落ち、国境閉鎖以外はほぼ通常の生活に戻れていましたが、102日間の市中感染者数ゼロの後、8月11日（火）に、オークランドにおいて1家庭から4名の感染が確認されました。その日の夜には、アーダーン首相が記者会見を開き、12日（水）正午からの3日間、オークランドにて国内警戒レベル3を導入し、学校もその週は休校となりました。
また、オークランド以外の地域においてはレベル2を導入することを発表しました。

3日間で市中感染の有無等の調査を行ったうえで会見を開き、さらに、8月24日（月）には再度の会見を実施し、8月30日までレベル3の継続が発表されました。8月31日（月）から学校が再スタートしています。

＊各レベルごとの規定については、こちらをご確認ください。
Level 3:　https://covid19.govt.nz/assets/resources/translated-resources/COVID-19_golden-rules-level-3_Japanese_May-2020.pdf
Level 2:　https://covid19.govt.nz/updates-and-resources/translations/japanese/living-at-level-2/

私どもで担当させていただいている生徒さんで、今年1月末から１年間の予定でニュージーランドオークランドにご渡航直後から、このイレギュラーな状況下でご留学中の生徒さんがいらっしゃいます。

今回は、2回目のロックダウン中に、2人の生徒さんへのインタビューをさせていただきましたので、高校生から見たニュージーランドの状況をお伝えできればと思います。

●ご渡航から間もない、最初のロックダウン中、生活はどのような感じでしたか？
ロックダウン中はどのように生活＆勉強していましたか?

S.H.君　
規則正しい生活を送っていました。平日はオンライン授業があるので、9時には机に座って、12時くらいまで授業を受け、そのあとは、宿題や課題を15時くらいまで行っていました。時折、ホームステイの子供さんと遊んでいました。
運動は、トランポリンなどを外でしてストレス発散していました。

M.K.さん
勉強は学校からのオンラインの授業をしていました。最初はわからない部分がありましたが、
友人と連絡を取りながら課題をこなしていました。時折、学校とのミーティングをオンラインでしていました。
生活は、暇な感じはありましたが、規則正しい時間で生活していましたので、生活習慣は特に乱れませんでした。
運動は、散歩などをしていました。

***補足情報***　
ニュージーランドでは、通常から、デジタルラーニングのプラットフォームが整備されており、課題提出などもオンラインでできるシステムが整っているということでした。
また、連絡の際や、オンライン授業では、Google Classroomや、MicrosoftのTeamsなども使われていたそうです。
学校や先生とのミーティングはZoom、Googleや、Lineなども使っていたそうです。

●留学中、何か困ったことはありましたか？

S.H.君
ロックダウンの状況がいつ終わるのかという不安はありましたが、食事や、ホームステイファミリーなどとの関係で、
困ることは特にありませんでした。友人と会えないのが残念でした。

M.K.さん
ホームステイ内での時間が大半で、部屋で過ごす時間も長かったので、少しストレスがたまることもありました。

●ニュージーランドの対応や、学校の対応を見てどう思いますか？

S.H.君
早期のロックダウンを行うことにより、コロナをいち早く封じ込めたことは素晴らしいと思いました。
その後は、100日以上感染者が出ておらず元通りの生活にすぐに戻れたので安心しました。
日本と比べるとずいぶん違うと感じました。学校の先生は、常に連絡をくれたので、ロックダウン中も不安なく過ごせました。オンラインンの授業もしっかりと受けることができました。

M.K.さん
良かったと思います。コロナが広がる前に、ロックダウンに入りコロナを撲滅できたことは素晴らしかったと思います。
オンラインでの課題もすぐに与えられ、学習を継続できました。

●母国語ではない英語でニュースを見たり、学校からの連絡を理解したりしなくてはいけないと思いますが、情報はどのように入手していますか？

S.H.君
ニュースに関しましては、ホストファミリーや学校の先生、現地サポートスタッフがこまめに情報を提供してくれました。

M.K.さん
ニュースに関しまして、かなり難しい内容なので、ホストマザーがあとで、簡単に説明してくれました。
学校からの連絡は自分で理解したり、コーディネーターさんに手伝ってもらったりもしていました。

●日本の保護者様もご心配されているかと思いますが、いかがですか？　
頻繁に連絡は取られていますか？

S.H.君
心配していましたが、ニュージーランドは日本よりコロナ対策がしっかりしていたので、日本にいるよりも安心はしていました。親とは週一くらいの連絡を取るようにはしています。

M.K.さん
ニュージーランドは感染が広がっていないし、ロックダウンがしっかりとなされていたので、日本よりも安心だと言っていました。連絡は必要な時に、近況報告をしています。

●現在はどのような状況ですか？

S.H.君
オークランドは2週間ほど前に4名の感染者が出て二度目のロックダウンに入りました。
2週間ほどのロックダウンンが8月31日で終わります。来週から学校が再開します。

M.K.さん
2度目のロックダウンが2週間あり、少し残念で暇な生活をしていました。学校の課題はこなしていました。

●最後に、日本の友達や、ニュージーランドへの留学を考えているかたに、伝えたいことはありますか？おもしろいな、と思ったことや何か紹介したいこと、NZでの発見等があれば、ぜひ教えてください。

S.H.君
来る前は、英語などの面で不安でしたが、現地に来てみればフレンドリーな学生も多く、友達もすぐにできました。
英語に自信がなくても、積極的にチャレンジしてください。日本のアニメに興味のある学生が多いので、共通の話題を作るのに大変役立ちました。

M.K.さん
英語に関しましては、日本で少し準備したほうがいいと思いますが、会話やリスニングを重視して勉強すると良いと思います。
ニュージーランドは、様々な国の人が住んでいるので、いろいろな文化や、言葉も少し学べる機会がある。
洋楽などは、世界共通で興味を持っている女子が多いので、聞いたりしていると共通の話題ができると思います。中には日本の音楽などに興味がある学生もいます。　

ただでさえ、乗り越えなくてはいけないことがたくさんある留学生活ですが、お2人は、このような状況でもできることを楽しみながら、色々なことにチャレンジされている様子が伝わって参りました。
再度登校も始まりましたので、たくさんの友人を作り、充実した留学生活を送っていただきたいと思います。

S.H.君、M.K.さんご協力いただきまして、ありがとうございました。

また、現地コーディネーター　Heartland Link 増野正治様、情報提供にご協力いただきまして、ありがとうございます。

【2】ニュージーランドオンライン留学フェア2020」のご案内

ニュージーランド大使館北岡様より、留学フェアのご案内をいただきました。
今回のコロナ禍以前から、デジタルラーニングが整備されていたり、デジタル大国として
知られるニュージーランドですが、今回の留学フェアも通常のオンラインセミナーとは一線を画す
企画が予定されているそうです。皆様是非ご参加ください。

‐‐‐以下、ニュージーランド大使館より。‐‐‐

ニュージーランド大使館　エデュケーション・ニュージーランドは、「ニュージーランドオンライン留学フェア2020」を9月20日（日）10時～14時（日本時間）に開催いたします。
今年は新型コロナウィルスの影響でオンラインでの開催となりますが、ニュージーランドからは中学・高校・大学をはじめ30～40校の担当者がライブで参加予定です。
さらに、デジタル大国として知られるニュージーランドのオンライン学習ツールのデモンストレーション（模擬授業）も実施予定です。参加校リスト、お申込を含め、オンライン留学フェアへのご案内は、別途ご連絡させていただきます。

【3】JATA（日本旅行業協会）主催、「2020海外教育旅行オンラインセミナー」のお知らせ

この度、JATA（一般社団法人日本旅行業協会）より、学校関係者の皆様を対象とした、セミナーを開催することとなりました。
海外教育旅行が実施できないコロナ禍におきまして、今後、学校様とどのような研修を作り上げていくかをテーマに、講演とワークショップを行います。
下記のリーフレットから、是非、ふるってご参加下さい。

「2020海外教育旅行オンラインセミナー」リーフレット
https://www.jata-net.or.jp/membership/info-overseas/pdf/2020_ovrssdctnltrvlonlinesemi.pdf

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発行：株式会社アサヒトラベルインターナショナル
編集人：桶川友里恵・木村奈々・山口清華・萩原珠未
住所：東京都千代田区神田東松下町13　神田プラザビル7F
電話番号：03-3526-3581　ファックス：03-3526-3582　

※このメールマガジンに関しまして情報提供、ご意見・ご感想は、ツアー
担当者までご連絡ください。当メールは日頃お世話になっている学校の先生方、
また弊社セミナーにお越しいただきました皆様にお送りしております。
配信を希望されない場合は、お手数ではございますが、発信元担当者までメールにてお知らせください。
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