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2020.07.29

  • 海外現地レポート
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小学生の修学旅行 in マサチューセッツ州

期間:2019610日~619日 10日間

アメリカ北東部のマサチューセッツ州にて、小学生約90名の修学旅行を実施しました。旅行では2つの都市に滞在します。前半は、ボストンから車で約2時間のところに位置するアーモスト、後半はボストンに滞在します。アーモスト、ボストンではそれぞれ現地の大学での滞在となります。ちょうどこの時期は現地の大学が夏休み期間なので、まるでアメリカの大学に留学しているような気分が味わえます。

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ボストンの街並み

修学旅行の間は、約10名のグループに1名ずつ現地の大学生(リーダーさん)がついて、最終日までグループと一緒に活動します。アジアに興味を持つ学生なので、コミュニケーションは日本語と英語を交えながらとります。学生の中には日本に留学経験のある方もいました。はじめは恥ずかしそうにしている児童たちも、時間が経つにつれて打ち解けてきて、自分からリーダーさんに話しかけることも増えてきます。

前半に滞在するアーモストは、自然豊かな美しい街です。宿泊する大学のキャンパスも緑豊かでゆったりとしています。滞在中は、キャンパスツアー、街散策、協定校交流、リタイアメントセンター(現地老人ホーム)を訪問などしました。学校交流では、持参した自己紹介ファイルを使って英語で自分のこと話したり、一緒にお昼ご飯を食べたり、獅子舞を披露していました。リタイアメントセンターでは、日本からの子どもたちの訪問を皆さん楽しんでくださって、折り紙などの日本らしいものをプレゼントしてとても喜ばれていました。おばあちゃんにハグをされてすこし恥ずかしそうにしている男の子もいました。

アーモストの街を離れ、ボストンへの移動日は少し忙しい1日です。午前中は、はらぺこあおむしで有名なエリック・カール美術館へ。美術館の専属のガイドさんによるギャラリー見学やワークショップでのコラージュ作成など、楽しい時間を過ごしました。美術館のお土産屋さんは可愛いグッズでいっぱいでそれぞれリーダーさんに手伝ってもらいながらお買い物をしました。午後はボストンへ移動します。ボストンに到着すると、ボストン子ども博物館で交流や出し物をします。なんとこの日の様子が現地のニュースで取り上げられました。そしてやっと滞在先の大学に到着。とても長い1日でした。

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エリック・カール美術館

修学旅行もいよいよ後半。ボストンでの生活が始まります。マサチューセッツ州の州都でもあるボストンは、まるでヨーロッパを彷彿させるような建物がある一方、前半のアーモストとは対照的に近代的な高層ビルも立ち並び、歴史と現在が混在しているように思えます。滞在中は、現地の大型スーパーでのお買い物、市内散策、日曜日に教会での礼拝に参加、企業訪問など盛りだくさんの内容です。ボストン市内見学では、ダックツアーという水陸両用のバスに乗ってボストンの街をまわりました。アメリカの掃除機メーカーのオフィスを訪問した際には、日本と欧米の掃除機の違いについて興味津々に話を聞いていて、積極的に質問をしていました。ボストン美術館ではガイドさんに案内されながら歴史的な絵画をたくさん鑑賞しました。また、ボストンといえばボストンレッドソックス。球場やグッズストアでは特に男の子の目が輝いているように見えました。

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フェンウェイパーク

保護者の方と離れて外国で10日間過ごすのは、ほとんどの児童にとって初めての経験だったと思いますが、みんな活発に楽しんで活動をしていたような印象でした。交流の際は、少し恥ずかしそうにしながらも日本から持参した資料などを使いながら英語でコミュニケーションをはかろうと試みる姿はとても頼もしかったです。帰国日の前夜は、いっぱい買ったお土産を一生懸命スーツケースに詰め込んでいました。この修学旅行が彼ら彼女らの世界を広げ、いつかまた海外に行きたい!と感じるようなきっかけになればと思いました。

大阪支店 長谷川千夏