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2020.06.22

  • 東京本社

✈メールマガジン NO.4✈

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✈アサヒトラベルインターナショナル メールマガジン✈
2020年6月22日
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発信: ㈱アサヒトラベルインターナショナル メルマガ編集部   No.004
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今回のテーマ
【1】各国の現状 「アメリカ編」
【2】各航空会社の取り組み 「デルタ航空」
【3】オンラインプログラム、国内英語研修のご案内
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【1】各国の情報 「アメリカ編」

緊急事態宣言が解除され、経済活動も徐々に再開の兆しが見える中、「新生活様式(New Normal)」という言葉が定着しつつあります。
各国の現状をお伝えする第3弾はアメリカ・カリフォルニア州(以下CA州)です。

今回はサンディエゴ在住で、カリフォルニア州立大学サンマルコス校(以下CSUSM)で日本窓口担当として働いていらっしゃる三好順子様にお話を伺いました。

三好様は日本からの留学生のケアをはじめ、ホームステイ等の手配もされています。

CA州の人口は約4千万人。米国の州で最も多くの人が暮らしています。

●サンディエゴ(アメリカ/CA州)のコロナ発生から今までの国の動きについて 

3月16日:大学の授業が一旦休みとなり、集う人数制限が始まりました。
3月19日:CA州ニューサム知事によるCA Stay At Home Order宣言が発令されました。
3月20日以降:大学キャンパス内への出入り禁止。息子の通う公立小学校もホームスクーリングとなり、在宅ワークと子供の教育、家族の健康と安全を考え、外出しない生活へと一気に生活が変わりました。そして事態が目まぐるしく変化する中、CA州知事の的確明確な即決力と行動力に潔さと安堵感を覚えました。

アメリカではNYでの事態悪化状態が報道されて以降、『新型コロナウィルス感染に動揺する国民』と、『インフルエンザや飲酒、他の病気でも毎年多くの人が亡くなっている事と比較して大事と捉えない国民』と真っ二つに別れていくのを感じました。

「Nobody tells me what to do!」「It's my own body and I decide how to treat myself」と言った言動が世を騒がせました。

サンディエゴはコンサバな街ですが、一部では若者が集まったり、ビーチ解放を求めたりの運動もありました。
それでも全体的には元々大らかで、また健康志向の高い土地柄からか、6フィート(約180cm)の距離を保ってマスクを着用し、必要以上に外出しないという状態が続いていると感じます。

CA州の感染者情報
感染者数:161,000人
死者:5,290人
(6月19日現在)

●現在のサンディエゴの町の様子について

私はこの2ヶ月間、食材の買い出しは約2週間に一度、スーパーにまとめ買いに出かけていました。 買い出しはTrader Joe'sやSproutsというスーパーでするのですが、店により対応は大きく違いました。

Trader Joe'sは、お店の人が使用済みの大きなカートをスプレーで消毒、入り口には6フィートごとに テープが貼られ、店内の人数制限が始まりました。入店時、店員さんが「手に消毒スプレーをしますか?」と訪ねてくれますが、決して強制されている言い方ではなく、待っている間もとても快適に過ごせるよう心地よい空間を作り出してくれていたのが素晴らしいと思います。店内でも人の導線がテープで示されており、取りたい商品の前に人がいれば移動するまで待つ等、空間の調和が保たれていると感じました。

また、家庭や外から店内に菌を持ち込まない対策としてマイバックの使用を禁止。店が無料で紙バックを提供するなど、客にも店員にも配慮がなされたお店だと感じています。
Sproutsをはじめ、他店ではそこまでの対応はされておらず、自己管理の重要性を感じました。

5月に入ってから自粛規制の緩和が始まり、私たち家族も16日に久しぶりにビーチへ行き波際をマスク着用で歩きました。

2週間ほど前からバーやナイトクラブ、コンサート会場などの大勢が集う場所、ジムなどの運動施設、ネイルサロン等の規制が緩和され始めましたが、感染者の多い地区ではレストラン内での飲食がまだ禁止されています。

経済活動が徐々に再開され始め、サンディエゴでも少し緊張がほぐれてきた感じがありますが、この緊張が解けすぎると第2次感染へ繋がる可能性があることを認識した行動を皆が取る事を求められています。

●ロックダウン中、アメリカらしさを感じたエピソード

①医療従事者への感謝
ある時から、毎夜20時になるとサンディエゴのダウンタウン周辺で医療従事者を労い感謝の意を表すため、人々が窓から歓声をあげる行為が始まり、他の地域でも広がっていきました。

一日中家にいるストレス発散にもなり、街が一体となって頑張ろう!と言っている声で感動的でした。

同様に、消防署や警察署もスタッフが車でパレードを行い、医療関係者に同様に感謝の意を表す行動があちこちで行われました。

image005.jpg

②バースデーパレード
子供達が辛いのは学校で友達に会えない事ですが、お友達同士で相談して時間を決め、友達の誕生日に親が車を運転し車内からカードや風船を出したり車に ハッピーバースデーとスプレーして何十台もの車が家の前を通ってお誕生日を祝う様子が見られ、とても感動的でした。

image001.png

③大学の卒業式
卒業生は車で大学が決めた構内ルートを通り、スタッフが6フィート以上の間隔をあけて祝う中、歓声をあげて祝うという方法が取られました。

image002.jpg

●現地校の運営状況はどうですか?

現在、小・中・高校は9月の新学期スタートまでは閉まっている状況です。

小学校:1ヶ月ほど前に秋学期(9月の新学期)からの通学に関するアンケートが配られ、『クラス半数ずつの登校』、もしくは『1/4ずつの登校』ならば通わせますか?といった内容でした。

校区や公立私立によっても対応や反応が違いますが、保護者が考える大きな決め手は、仕事に行かなければならない両親を持つ 家庭は通学を希望、片親が家にいる家庭は在宅希望、と別れているように感じます。

大学:CSUSM(カリフォルニア州立大学サンマルコス校)が所属する全米最大規模のカリフォルニア州立大学機構CSU23校では、秋学期からもオンライン授業とする事が発表されました。

一部、実験や対面でないとなり得ない授業や、看護科は特に優先的に授業が行われることが決定ます。(CA州では看護師が不足している現状と、CSU機構から最大数看護師を育成している背景があります)ただしクラスは6人までで、マスク着用と6フィートの距離を取る事が条件です。

以上、アメリカCA州における現地情報でした。三好様、ありがとうございました。

【2】 各航空会社の取り組み 「デルタ航空」

コロナ収束後、再び安心して海外渡航ができるよう各航空会社が様々な取り組みを始めています。今回は、アメリカ研修旅行でもお世話になっているデルタ航空の情報をお送りします。

デルタ航空ホームページ:https://ja.delta.com/us/ja/travel-update-center/ways-we-are-keeping-you-safe/setting-the-standard-for-safer-travel

補足情報
アメリカ疾病予防感染センター(CDC):https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/cases-updates/cases-in-us.html

【3】 オンラインプログラム、国内英語研修のご案内
アサヒトラベルでは、現在の新型コロナウィルスの影響で海外研修の機会を逃してしまった学校様、生徒様のために、国内で英語が学べるプログラムや、ご自宅で本格的に英語が学べるオンライン研修を企画しています。

オンラインプログラムオンライン留学家デモ海外研修のご案内

国内英語研修国内英語研修のご案内(8月発)

各学校様へのオリジナルプログラム作成のご相談も承っております。ご興味がありましたら担当者までお問い合わせください。

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