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News2017.09.11
- 海外現地レポート
冬休み ホリディホームステイプログラム カナダコースに行ってきました!
今年も毎年大変ご好評をいただいております、ホリデイホームステイプログラムの募集が始まりました。
今回は、昨年のカナダプログラムの様子をアップしたいと思います。
アメリカ・イギリスも同行した添乗員がプログラムの様子をアップしておりますので、是非ご覧下さい!
ホリディクリスマス
カナダの人にとって大好きなホリデイであるクリスマス。
私にとっても年末の仕事納めの大好きな添乗です。今回はそんな楽しいカナダでのクリスマスの様子を皆さんにも少し知っていただけたらと思います。
まずは、クリスマスのプレゼント。クリスマスプレゼント選びにつかうエネルギーは、日本とは比べ物にならないだろうな、と考えてしまうほど熱心です。家庭によっても違いますが、25日になった夜中の正午や、クリスマスの日の朝起きてすぐに、それまでクリスマスツリーの下に飾っていたプレゼントをみんなで開けます。
なにか豪華なものをプレゼントするということではなく、お互いを思って、相手が気に入りそうなものを一生懸命選びラッピングしますので、相手が開ける様子を見ながら楽しみます。1つの袋にいくつも小さなギフトが入っていることもあり、順番にみんなで開けてお披露目しあいます。
かなり実用的なものも多く、その日から使うこともあります。
クリスマスディナー
クリスマスディナーもクリスマスの大切なイベントです。本格的なテーブルセッティングをする家庭もあれば、ビュッフェ形式、持ちより形式などいろんなスタイルがあります。
テーブルには日本ではほとんど見ない筒のような形のクリスマスのクラッカーが!
中には王冠が入っていて家によってはみんなかぶりながら夕食を食べます。
クイズと小さなプレゼントも入っています。小さなライト、眼鏡ふき、ねじ回しなど、なんだか嬉しいような嬉しくないような不思議なものが多い気がします・・・
クリスマスの過ごし方
メニューの定番、ターキーは、温野菜と、スタッフィングと呼ばれるパンと野菜とスパイスとチキンストックを蒸したものに、グレービーソース、クランベリーソースをかけて食べます。
日本のお正月に似ていて、家族ごとに、イブは母方の親戚、クリスマスは父方の親戚、と何回かクリスマスディナーをする家も。最初から、クリスマスは忙しくてみんななかなか集まれないからと、26日や27日にクリスマスパーティーをするおうちもあります。
Multiculturalism カナダのクリスマス
以前滞在したファミリーは、フィリピン系の家庭ということもあり、フィリピンの伝統料理と、ターキーなど両方を楽しむことができました。オランダ系のファミリーの家庭に滞在した年は、オランダで年始に食べるオリーボールという丸いドーナツのようなお菓子を頂いたこともありました!参加した生徒さんの中にも、メキシカンタコスパーティーだったなんていう話や、サモアの料理、ギリシャ料理を始めて食べた!なんていうかたも。Multiculturalism(多民族主義)国家であるカナダならではのマルチカルチャーなクリスマスです。
ハヌカというジューイッシュ(ユダヤ教)のお祝いと、クリスマスを両方お祝いする家庭もありますし、インド系のファミリーで、自分たちの宗教上はクリスマスのイベントはないにも関わらず、
マルチカルチャーな国に住んでいるので、他の文化も学びたいと友人などに色々と教えてもらい
クリスマスをお祝いするというファミリーまで!お互いの文化を尊重し合うカナダらしいエピソードです。
その他、滞在中には、教会でのミサに行ったり、クリスマス後のセールのボクシングデーなど、
クリスマスホリデイシーズンならではの色々なイベント体験も!
アイススケートや、ホッケー観戦、イルミネーションショーなども冬ならではの楽しみです。
私の密かな楽しみは、のんびり暖炉の前で過ごすこと、各家庭のクリスマストラディション(家族のクリスマスの伝統で、『うちのクリスマスといえば』という定番)を知ることです。家庭ごとに、決まって家族でするゲームがあったり、定番のクリスマスジャンパー(サンタやトナカイが書いてあるちょっとダサめと思われているセーターです。)、おばあちゃんの名物タルトがあったり、と色々です。
昨年はクリスマスディナーの後に、パペットクリスマスというセサミストリートの人形たちのクリスマス映画を見ました!ホストシスターたちが子供の頃からの伝統だそう。
なんと古めかしいVHSのビデオテープでした!!
1年でおそらく1番盛り上がるイベント、クリスマスホリデイを皆さんにも是非体験してもらいたいです!
今年は是非ご一緒に!
アサヒトラベルインターナショナル 営業部 木村 奈々