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2012.10.30

  • 海外現地レポート

ニッポンという異文化に触れる国際交流 from U.S.A.

2012年6月、アメリカのワシントン州タコマにある学校から、アメリカの高校生が日本に来て研修を行いました。受け入れに関する全てのことを、弊社が手配を行いました。滞在期間は約2週間、大阪・京都・奈良の観光に加え、彼らの憧れの乗り物「新幹線」に乗って広島への1日観光も行いました。そして、このプログラムの最大の目的は「日本の学校を訪問して、日本の学校生活を体験し、そこでホームステイを行う」というものでした。

参加生徒は、アメリカの高校で日本語クラスを専攻しており、日本にはとても興味を持っています。日本語はまだまだ勉強中でしたが、一生懸命コミュニケーションをとろうと努力をしていました。

まずは、京都や大阪での彼らの観光内容を紹介します。大阪では「道頓堀」や「通天閣」「大阪城」などの名所も巡っていたのですが、「ヨドバシカメラでの自由散策」を3時間も取っていたことには驚きました。彼らの目的は「ゲームのソフト」や「アニメのグッズ」などでした。そして京都に行った際には「清水寺」や「金閣寺」を回った後に「マンガミュージアム」に行っていました。日本のゲームやアニメが、海外でも大人気であるということ、そして彼らが日本に興味を持ったキッカケが日本のアニメやゲームであることが、はっきりと分かりました。

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次に日本の学校での研修内容を紹介します。
男子生徒は日本の男子校で、女子生徒は日本の女子校で、それぞれ研修を行いました。両校ともに海外からの留学生を長期・短期ともに受け入れの経験があり、日本の学校でのプログラムを組んで準備をしてくださっていました。
基本的には、ホストブラザーやホストシスターのクラスに入って、数学や社会科などの普通授業を受け、ホームルームにも参加していました。そして男子は「柔道」や「相撲」、女子は「日本舞踊」や「書道」などの授業もあり、大変良い経験になっていました。
週末は、各自ホストファミリーと過ごしていました。クラスメートと大勢でUSJに遊びに行ったり、買い物に行ったり、甲子園に野球を見に行ったり、それぞれが楽しい時間を過ごしていました。
学校での研修最後の日は、クラスでお別れ会をしていただきました。寄せ書きをもらったり、写真をもらったり、プレゼントをもらったりして、受け入れてくれた日本の生徒さんも、一緒に楽しんでくれたのが伝わってきました。

海外からの生徒を受け入れたことは、改めて日本のことを知る機会になりました。私達にとっても、また受け入れてくれた日本の生徒達にとっても。インバウンドは、学生にとって国際交流の一つです。自分の国に興味を持って研修に来てくれることは、とても嬉しいことです。今後も機会があれば、インバウンド業務も進めていければと思っております。

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大阪営業所 秋吉美佳